短詩集


懐かしさ



飲み込まれる





ゴーグルをつけたら

潜ろうよ


海の底

羨望という海の底





人を想う

その愚かさと強さ





水の中

時折聞こえる

あの人の声





手を取り合えさえすれば上手くいくと

信じて疑わなかった あの頃

取り合う手は別物だと

ようやく気付いた この頃





魚釣りをしていた

夢の中

釣れたのは 皮肉





悲愴





抱きしめた







ぱっとひらいて

こんにちは

綺麗な君

君の白





ホワイトチョコの味

笑っていようね

溶けてしまっても




潜って 潜って

水の中

誰にも気付かれないで

眠っているような


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